
お迎え初日、ころんはとても静かだった
ころんをお迎えした日。
車の中では小さく丸くなり、
家に着いてからも、思っていたよりずっと静かでした。
「緊張してるんだよね」
「今日はそっとしておこうか」
そう話し合いながら、
ころんをケージの中へ入れました。

夜になると、ころんの不安が伝わってきた
電気を消すと、
ころんはキュン…と小さく鳴きました。
知らない場所。
知らない匂い。
昨日まで一緒だった母犬や兄弟はいない。
そう思うと、
胸がぎゅっとなりました。
それでも、
「今日は出さない」と決めていました。

ケージは「閉じ込める場所」じゃなかった
ケージの中には、
- ブリーダーさんの匂いがついたぬいぐるみ
- 落ち着けるベッド
- 静かな空間
を用意しました。
しばらくすると、
ころんはくるっと丸まり、眠り始めました。
その姿を見て、
「ここが、ころんの安心できる場所なんだ」と感じました。

1週間、ケージ中心で過ごしてみて
最初の1週間は、
- 基本はケージで過ごす
- 抱っこは短時間だけ
- 無理に遊ばせない
を意識しました。
正直、
「出してあげたほうがいいのかな」
「かわいそうかな」
と迷うこともありました。
でも、日に日に――
- ごはんをしっかり食べる
- よく眠る
- 表情がやわらかくなる
そんな変化が見えてきました。

ころんが「ここは安心」と覚えてくれた
1週間後、
ケージの扉を開けると、ころんは自分から外に出てきました。

少し歩いて、
また自分からケージに戻る。

その姿を見て、
「ここが自分の居場所だと分かっているんだ」と思いました。

今思うと、あの1週間が土台だった
もしお迎え初日から自由にしていたら、
- 落ち着かない
- トイレが安定しない
- 叱る場面が増える
そんな毎日になっていたかもしれません。
最初の1週間、
ころんの世界をあえて狭くしたこと。
それが結果的に、
ころんの安心と信頼につながったと感じています。
これからお迎えする方へ
最初の1週間は、
たくさん遊ぶ期間ではありません。
「この家は安全だよ」と伝える期間です。
ころんのように、
少しずつ、ゆっくりで大丈夫。
その時間は、
きっと後から「やってよかった」と思えるはずです。





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